2012年9月7日金曜日

アメリカ大陸横断8日目(Fort Worth~ Austin)


 更新者:しゅん

どうもみなさんこんにちは。少し遅れてしまいましたがアメリカ横断日記8日目、更新していきたいと思います。

この日は前日の夜に少しみたFort WorthStock Yardを見学した後、Cultural Districtにある美術館に行きました。そしてFort Worthを出た後はひたすらAustinを目指して爆走。ここはなんとペーパードライバーのひろきくんが頑張ってくれました。ひろき、おつかれさま。

さて、たっち更新の日記にもあったかと思うけれど、Stock Yardというのは昔アメリカ最大級の家畜取引が行われていた場所で、その周りにはテキサスの昔ながらの酒場(Honky Tonk)がずらりと並んでいます。

その雰囲気がわかるような写真を何枚か紹介。








そんなStock Yard地区にて三人で写真をぱしゃり。


のりも楽しそう。笑


さて、Stock Yardでの観光を終えた後は、建築を専攻しているのりがどうしても見ておきたい美術館があるとのことでCultural Districtに移動。
Cultural Districtで見たのはキンベル美術館とフォートワース近代美術館。

キンベル美術館のコレクションの数は決して多い訳ではないけど、セザンヌ、マティス、モネ、ピカソなどの作品の他、ミケランジェロの最初の作品と言われている絵画も展示されていました。しかし、より重要なのはキンベル美術館が著名な建築家であるルイス・I・カーンの設計によるもので、アメリカ建築の最高峰とも言われていることです。のり曰く、作品を痛めてしまうため美術館は通常自然光を遮断するような設計になっているそうですが、キンベル美術館は自然光をうまく取り入れた設計になっているとのこと。なるほど、確かに館内には太陽のふんわりとした優しい光が漂っていて心地よい空間が生まれていました。

これがキンベル美術館の中。



キンベル美術館と同じように、フォートワース近代美術館もある著名な建築家によって設計されています。そう、日本が誇る世界的建築家、安藤忠雄です。正確にはもともとあった建物を改築したのだそうですが。。近代美術館は忠雄印のコンクリートうちっぱなしの壁。無機質なんだけど、それがモダンアートの作品達とうまく調和しているような印象を受けました。



Cultural Districtで二つの美術館を巡った後はひたすらAustinへ向けて車を走らせる。Austinは保守的なテキサス州の中にあって非常にリベラルな場所であると同時に音楽の都でもあるみたいです。大学が集まっているCollege Townでもあるから学生が多くて街も活気がありました。

夕方にAustinに到着し、夜は街へと繰り出す。腹ごしらえにピザを頼む。



ピザを食べた後は街を見てまわって、川沿いでビール片手に休憩をすることに。


しかし、ここで調子に乗ってタバコを吸っていたたっちが体の不調を訴え始める。

「やべ、頭いてぇわ」byたっち

そんなこんなで、モーテルに戻りつつ、道で出会ったお兄さんに教えてもらったおすすめのバーElephant Roomでジャズを聴くことに。僕とひろきはワイルドターキーのロック、のりはジントニック、たっちは水。


しかし驚いたのがワイルドターキーの量。一杯で5.5ドルだったのだけど(日本で言うところの)シングルといわずダブル、いやトリプルくらいの量はある。それを僕は調子に乗ってくいっと呑み干して気持ち良く音楽を聴いていました。しかし、トイレに立ったときに遂に酔いが回ってきて頭がぐわんぐわんしてくる。一緒にトイレに行ったひろきに水をお願いし。「タ、タクった方が良いかも…」(注:タクシーに乗ることである)と言いながら便器に座り込んでしまう。

黒川ここまでか!と思いましたが数十秒後に回復し、わたくし気がついたら優雅に大便をかましていました。

いやなにはともあれ無事で良かった。Austin一日目の夜はこのようなクライマックスを迎えて終わっていったのでした。

更新者:しゅん

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