本日のブログ更新は松本達也でお送りします。
セドナに着いた翌日、受付のお兄ちゃんが言っていた天気予報とは裏腹に、朝から日差しが差していました。MOTELの目の前には、大きな迫力のある岩山が。
この岩山の名は、「Thunder
Mountain」。
そう、感の鋭い方ならもうお気づきのはず。
ディズニーランドのビッグサンダーマウンテンのモデルとなっているものです。といっても、そこまでワクワクはしないんですけどね笑。
さあ俺らは今日もパワーを求め、セドナのボルテックス周辺を散策しに行きます。
まずは、「ボイントンキャニオン」から。
入り口でこんなの見つけちゃいました。
最初は4人で爆笑していたが、万が一出てきたときの話し合いをすることに。その結果、「熊が出てきて誰か殺られたとしてもすぐ逃げる」、それが4人で合致した意見となりました。
その道中、熊ではなく、アメリカ人の中年男性と出会いました。彼の体型は典型的なアメリカ人とはかけ離れておりスリムであった。服装は、「探検家だろうか?」と思わせるような感じ。それほど綺麗ではない身なりであった。彼は俺たちにきさくに話しかけてくれた。すると、彼はポケットに手を突っ込み、何かを取り出そうとした。
俺の心の警鐘が鳴った。「待て、こいつはマリファナを取り出すんじゃないか。『セドナの不思議なパワーと吸うと快感なんだ』とか言うんじゃないか。」と俺は想像を巡らせた。俺は目を離すことなく、彼がポケットから何を出すか見つめていた。
彼がそーっとポケットからそれを取り出す。俺は、彼の出したものに衝撃を受けた。
?????
いやいや、もう一回ちゃんと見てみよう。
みんな、彼は俺らに愛をくれました。スーパー良い奴だよ。見た目で人を判断しちゃいけないよ、本当に。
このハートの形をした石、彼曰く、ボルテックスの周りに落ちているそう。完璧にハートの形のした石はあまり無いようだが、ハートに近い形をした石は至る所に落ちているとのこと。これもボルテックスのパワーかしら。
さて、ボイントンキャニオンでパワーを感じることが出来なかった俺らは、次のボルテックス「ベルキャニオン」まで足を伸ばした。
これを見ながら4人でお昼ご飯。みんなでクラブサンドウィッチを食べる。自分達でハム、チーズ、アボカド、トマト、マヨネーズをパンに挟む。何度この飯を食ったことか分からない。同じ釜の飯を食った仲、とは良く言うが、まあ俺らに関しては、同じサンドウィッチを食った仲、という方が適切だ。
さあ、またボルテックス付近へとハイキング。
するとメンバーの一人がボルテックスのパワーを感じ始めました。
「俺、キテるわ」、と黒川氏。手に集中を集め、気を感じています。
実を言うと、俺もしばらく前から感じていた。手に弱い電流が流れる感じ。「これそうかもな」と思っていたのだが、気のせいか、と自分で解釈しようとしていた。すると俺だけじゃなく、前述の黒川氏も感じていたように、実は則本氏も感じている、とのこと。
おやおや、もう一人はどうなんだ、ペーパードライバーのひろきも何か感じているのか。
こいつはただ暑さを感じているだけだった。
「俺は何も感じないよ〜」、笑いながらそう言っていた。
でも手に力を感じた、なんて言うとスピリチュアルで信じない人もいると思うし、まあ勝手なんだけど、俺ら3人は本当に”気”を感じた。しかも3人とも同じように。体に取り込もうとすると、腕の辺りでその気が反復して、俺は取り込むことができなかったけれど。
でもね、俺そこで思った。これだけ腕に気を感じるなら、かめはめ波が打てるんじゃないかって。
やってみました。
「本当に何か出るかもしれないから、ちょっと気を付けてね!」
「かー、めー、はー、めー、波!」
「今ちょっと風吹いたよね?」
風、少し吹きました。
いや、マジで。
どうせまたたっち下らないと思っただろ?
吹いたから。則本氏に聞けばいい。俺がこれ以上言っても信用度は上がらないだろうから、ブログで彼の番の時に真相を書いてもらうことにしよう。
その後は、車を2,3時間程走らせ、アメリカ国立公園の大目玉・グランドキャニオンへ。
言わずもがな、みなさんに知られた観光地です。
ただ、その壮大さと優雅さに魅せられました。アメリカの国立公園は規模が他国に類を見ない程大きい。「壮大」「優雅」、言葉にすると薄っぺらく聞こえてしまう。俺のボキャ貧も問題。けれど、グランドキャニオンを目の前にしたとき、言葉を失ってしまうんだよね。俺が世界を旅して見た全てのものさえ、とても小さく感じた。少し悲しかった(実を言うと)。
夜はみんなで車中泊。国立公園内の車中泊は禁止されているようだが、普通に出来ました。天の川もくっきり見えるほどの満点の星空の下、4人はグランドキャニオンを見渡せる丘に横たわり、そんな星空をただ見上げていました。
アメリカの国立公園の良いとこって、観光地なんだけどあまり観光地化されていないとこだと思う。観光地と言えど、長い年月をかけて築き上げられた自然が、手を付けていない状態で見ることができる。
逆に、少し車を走らせると、大きな大都市が見えてくる。今俺はラスベガスにいるのだけど、グランドキャニオンから4,5時間程、車を走らせてやってきた。自然のままに放置すればすることができたものの、人間がここに”ラスベガス”という街を創った。ここにある全てのものが、人間によって創り出されたもの。道も、レストランも、ホテルも、飛行機も。俺が今座っている椅子も、文字を打っているパソコンも、時計も、電気も、サングラスも、ペットボトルも、眼鏡も、ライターも、パスポートも、鍵も、全て何もかも、日常生活の中では人間が創られたものに囲まれている。ひろきも書いていたけど、自然の力も凄いけど、人間の力も凄いよね。こんな街を作り上げてしまうんだもの。
俺らはそのラスベガスで最高の夜を過ごしたわけだが、ご想像にお任せします。もしかしら次の黒川君が書くかもしれません。ではでは、みなさん、今日もよい一日を!
Be nice!! たっち
0 件のコメント:
コメントを投稿