アメリカ大陸横断中: 9月 2012

2012年9月22日土曜日

アメリカ大陸横断２１日目(Santa Cruz - San Francisco)

どうも、みなさま、こんにちは。
きっとこれが最後の登場になることでしょう。
ひろきです。

現在、実は東京の家。
昨日、アメリカ大陸横断を終え、無事に帰国しました。
昨日までずっとわいわいがやがや賑やかな道中だったので、急に１人になって、(´・ω・｀)な感じです。
ということで、今朝は時差ボケの手伝って、5時に起床。笑
時間を持て余している今のうちに最後のブログ更新行ってみようと思います！
どうぞお付き合いください。

さ、今日はアメリカ大陸横断21日目。
Santa Cruzを出発し、この旅の最終目的地であるSan Franciscoに向かいます。
L.Aに向かう車内では、アメリカ大陸横断を成し遂げるっていう興奮、熱気にあふれていましたが、S.Fに向かう車内はしんみりした空気。S.Fに着いた地点で、この旅も終わってしまうと思うと、それぞれ言葉には出さなくても、さみしさが溢れてました。

Santa CruzからS.Fは国道1号線をひたすら北上。
国道1号線はL.A~S.Cでも使った海沿いの眺めが非常に綺麗な道です。

こんな感じですごく綺麗。

ま、道自体はくねくねしてて、運転手泣かせですが。ええ、ペーパードライバーな僕には運転できない道ですね。笑

しんみりした車内も、海沿いの綺麗な風景でちょっと活気づいてよかったです。ま、僕はずっと寝てたんですけどね。笑

ウインドサーフィン楽しそう。やってみたいよね、筋肉たりるかな・・・笑

そして、相変わらず絵になるたっち。笑

国道1号線を北上すること約2時間。S.Fの街が見えてきました。

最後の宿は、この旅で何度もお世話になったMotel6

最後まで大きな事故もなく、無事に到着。
警察に止められることもなかったし、ホントに終始順調な旅でした。
みんな、ありがとう。

モーテルに着き、最後Santa Cruz - San Francisco間にペンをいれる。
これで僕らの旅も終わったんだ、っていう実感が溢れてくる。

New Yorkから始まって約5000mile(8000km)を走行した旅もこれで終わり。
悲しい限りです。
こうやって地図を見ると、ホントよく走ったよね。
ちょっとgoogle先生の力を借りて、詳しく見てみようと思います。

詳しくはコチラ！

google先生いわく、4522mile 77hoursの道のり。
うーん、よく走ったな。笑
ちなみに、上の地図はじゃんけんの結果、僕がもらいました！
実物を見たい方は、我が家までどうぞ！笑
南武線谷保駅徒歩5分ですので。

ちょっぴり感傷にひたった後は、しゅんくんのお友達おすすめのタイレストランへ！
このレストランが、また美味しい美味しい。
もう美味しすぎて、写真を撮るのをすっかり忘れてました。笑
店員さんも可愛くて、テンションあがりまくりでした。笑

その後は、お疲れのたっちとのりくんを残し、しゅんくんと夜のSan Franciscoへ！

ちょっと怪しいお店を見つけて、テンションもあげながら、バーでしっぽり1杯。

夜のサンフランシスコはいいとこでした。ちょっと寒かったけど。10°ちょいしかなくて。夏とは思えないよね。日本だと25°切って、わーい、涼しい(*´∀｀*)とか言ってるのに・・・

というわけで、アメリカ大陸横断21日目でした！
ちょっと雑だったかな、ごめんよ！笑

更新者：ひろき

2012年9月21日金曜日

アメリカ横断20日目(Santa Cruz)

更新者：しゅん

前日にLAからの長い長いドライブを終えて、高校時代からの友人サエコの住むサンタクルーズに到着。サンタクルーズについた時には夜の９時過ぎで、おつかれのひろき君とのり君は寝袋に、僕とたっちはギターを弾きながらサエコと愉快な仲間達と音楽セッションを楽しんだ。

この日は横断メンバーの四人＋サエコ、サエコ彼氏のネーサン、友人のステファニーという大人数でゆっくりサンタクルーズの観光。

観光の話に移る前にまずはサエコの住む森の中のトレーラーを紹介しましょう。

これです。

いやいや、嘘だろうと思うでしょう。前日の夜、山道を登りやっとのことでサエコの住む350番に辿り着いた瞬間、車のヘッドライトに浮かび上がったこのトレーラー？目にした僕たち四人は驚きのあまりに爆笑。

でも安心してね、これではありません。(なんのこっちゃ) この車のもうひとつ奥にある素敵なトレーラーがサエコの住む家。

これです。トレーラーの前で全員で記念写真。

ゆっくり起床した僕たちは、ステファニー＆サエコおすすめのコーヒーを飲みに行く。そして、コーヒーを片手にサンタクルーズの街中を闊歩する。何故かみんなテンションが高い。

街中でなかなか素敵なレコードショップを発見し約１時間ほど時間をつぶす僕たち。意味不明な漢字の書いてあるレコードを見つけて盛り上がる僕とサエコ。

ネーサンのおすすめレコード、Delicate Steveの新作をゲットしてご満悦な僕。

サンタクルーズの街を楽しんだ後は、サエコの通うことになるカリフォルニア大学サンタクルーズ校を見学に。

この大学は非常にユニークなのだけど、なにがユニークなのかというとまずは大学のマスコットです。だいたい、大学のマスコットってなにかしら可愛いらしい動物が多いような印象が僕にはあるのだけど、サンタクルーズ校のマスコットはなんと…

ナメクジです。

しかも、黄色い方のやつ。

英語ではBANANA SLUG。でも不思議なのが大学のマスコットを見ているとなんだか愛着が沸いてくることで、僕は思わず大学のTシャツを買ってしまいそうになった。

サンタクルーズ校がユニークなのはこのマスコットだけではない。サンタクルーズ校には実はあの世界的に有名なバンドGRATEFUL DEADのアーカイブスがあるのだ。サンフランシスコが60年代に生んだサイケデリック・ヒッピーバンドのアーカイブスが大学の図書館にあるところなんて世界中を探してもきっとサンタクルーズだけだろう。

その名も「デッドアーカイブス」

GRATEFUL DEADは学術的な側面から今見直されているのだそう。音楽業界が様々な規制を作っていく中、デッドは逆に規制をなくすことで自分たちの音楽を広めていった。例えば、コンサートではファンに自由にライブ録音を許し、ファン同士の音楽の交換を勧め、またデッドのTシャツやステッカーなどを自由に作ることを許した。コンサート会場の周りには常にデッドグッズを売り買いするデッドヘッズ(デッドの熱狂的なファン)で満ちあふれていたのだ。それによりデッドヘッズたちは互いに強固なコミュニティを創っていったのだそうだ。

そう、それは丁度今のネット社会での音楽の在り方のよう。ファン達がネット上で音楽を自由に交換し、違法合法問わず音楽を手に入れていく。賛否両論はあるだろうけど、そういった音楽の在り方、コミュニティの在り方を考える時にGRATEFUL DEADはなにか僕たちに教えてくれるのではないでしょうか。その辺のことに興味のある人はこの本(http://www.amazon.co.jp/dp/4822248526)を是非読んでみてください。

大学の散策を終えた僕たちはハワイアンレストランで遅めのランチを食べる。

これがどんぶり。アボカド＆海藻＆マグロの刺身

そしてこれがスパムおむすび。うーん、美味。

素敵なランチを終えた僕たちはビーチへと向かい、何故か見つけたエアーホッケーで盛り上がり、その後ビーチでまったりと時間を過ごした。

ここ一番の盛り上がりをみせるエアーホッケー。

ビーチでの静かで美しい時間。みんなでいれることの幸せを感じた。

ビーチでのまったりとした時間を過ごした後は、みんなで夕飯の買い物に出かけ、家に帰ってからは夕飯を作りながら、ビールを飲みながら、ギターを弾きながら笑いに包まれた時間を過ごした。

僕はサンタクルーズでは観光という面から言うと何か特別なものを見た訳ではない。心を動かされるような景色をみたわけではないし、歴史的建造物があったわけでもない。だけれども、僕はサンタクルーズで本当に素敵な時間を過ごした。レコードをかけてみんなでビートルズの歌を歌ったり、ボブ・ディランとビートルズはどっちの方が音楽史的に重要なのかについて議論したり、日本語や英語やスペイン語が飛び交うキッチンでビールを飲んだり、そういった全ての時間を今僕は愛おしく思う。でもサンタクルーズでの素敵な時間の中で、旅が終わってしまうことに対する哀愁感が僕を包んでいた。

次の日の朝、僕たちは旅の最終目的地のサンフランシスコへ向かう。物事にはじまりがあるのなら、そこには必ず終わりもある。でも僕たちは進んでいくしかない。進み続ければ、終わりがきてもまたそこからなにかを始めることができるのだから。

更新者：しゅん

大陸横断19日目(Los Angeles ~ Santa Cruz)

更新者：たっち

大分遅れましたが更新！

この日、僕らはLAを離れ、友人である今井さえこ(人名)が住んでいるサンタクルーズへ行くことに。

最後のロングドライブ。それもLAとSFを繋ぐ海岸沿いの道、Highway 1を北上していく。

海沿いをSFに向かって走って行くのだけど、本当に景色が綺麗。

左には太平洋、右には国立公園並みの壮大な風景。

仮にLA or SFに来ることがあれば、是非レンタカーでここをぶっちぎってください。

絶対楽しいです。是非是非是非。

さてさて、さえこんちはサンタクルーズの山奥に位置しています。こんな家です。

間違えた、こっちでした。

写真に映っているのは、左がステファニーちゃん、右がネエサン君です。

二人とも本当に素敵な人たち。もっともっとみんなで過ごして、面白いことできたらもっと良かったのにって、思った。でも、その日の夜は、思い出すと涙が出てきそうなほど、今になると愛おしい夜でした。

そしてこの子がさえこちゃん。

鼻に何か突っ込んでますね。

昨日の夜は何もその空間を汚すものはなくて透明で、純粋の空間だった。

みんなが一つになった、なんていうとちゃっちくて、少し違う気もするけれど、みんなが自然体でありつつも、本当に一つの空間にきれいにおさまっていてね。

The Beatles歌ったり、Jack Johnson歌ったり、色々持ち歌歌って。いつまでも続いてほしいと思った。

けどまあそのままみんなで床に寝っ転がって、この日はおやすみしてしまいました。

さえこちゃん、ありがとう。良い夜だったよ。

アメリカ大陸横断18日目（Los Angeles）

実は昨日、大陸横断しました。
いやー。昨日のひろきのブログはなかなかテンション高めですね。

紅一点、一夜明け、目標だったはずのものを手にした状態で朝が続くのは妙な感じです。

たった数週間のことですが、僕らの朝はいつのまにかこんな感じーベットを一番に飛び起きシャワーに直行するひろき、むにゃむにゃと枕に吸い付きベッドからなかなか起き上がれないしゅん、気付かない間に起きていて気付いたら部屋から出ていて気付かない間に帰ってきて気付いたらギターを握っているのがたっち、コーヒーを飲みながらふとそんな三人の様子が面白くカメラを構えているのがぼくーてな構図がありました。
目標を達成してしまって何をすれば良いのやら、もっとだらっとしても良かったんですが横断メンバーは今日も結局同じような朝を迎えていました。いつもと少し違う朝のはずなのに、それぞれがいつもと同じように振る舞っているように感じました。ふぅ。あとはゆっくり、ひたすらに観光。

上の四枚の写真はVenice beachです。LAはカリファルニアの南部。9月半ばのこの日も気温は37度。かなり暑かったです。カリファルニア出身のあの世界的ビックバンド、レッチリのBy the wayというアルバムに、Venice Queenという曲があります。ここがその曲名にも出てくる地名です（恐らく）。ヤシの木が並び、バスケットコートがあり、その前には、屋台や、お土産屋さんがあり、ビーチでは、ランニングで汗を流す人、バイクで風をきる人、パフォーマーなどもいて、かなり盛り上がっていました。

お次はシンガソングライターElliot Smithの5thアルバムのジャケットの背景として使われた壁に向かいました。彼の曲は、ガスヴァンサントのグッドウィルハンティング（良い映画なので、まだ見てない方は是非どうぞ）という名画にも使われております。

炎天下の中歩き回りようやく見つけました。

しかし、当時のペイントは僅かにしか残されておらず、上から落書きが・・・。黒と赤の円弧に見えるのがジャケ写に使われたペイントです。

この壁の後ろには音響関係のお店があります。その壁にはもともと五線譜が描かれていて、それが伸びて変形したものがこの五本の（写真では四本に見えますが）円弧のペイントのイメージになったのだとお店のオーナーが教えてくれました。そのペイントを見たElliott Smithがこの場所をジャケ写に選んだ、というわけです。

彼の没後、この壁にはたくさんのメッセージが書き込まれたらしいです。ファンの方には怒られるかもしれないけど（僕もいちファン）、綺麗に残され、観光地化されるよりかは、この落書きの重なりが、褒められたものではないけれど、今の時代にまで彼の魂が生きられているような時の連続性のようなものを強く感じさせました。

さてさてお昼。LAにはかなり大きなコリアンタウンがあります。たまたまふらっと入った韓国料理店でしたが、しゅんくん、たちくんかなりご満悦です。なんて名前の店だったっけ。

そしてまたまたビーチへ。今度はHuntington beachです。サーファーの聖地？らしい。

最後にひろきとたっちの念願のメジャー観戦。

横断から一日が過ぎ、本日はやみくもにLAの街を右に左に移動しました。横断を成し遂げてしまった以上今日はひたすら行動していないといけない気がしたのかもしれません。明日の朝はどんなふうに迎えようかねぇ。たっち明日よろしく。

更新者：のり

2012年9月19日水曜日

アメリカ大陸横断17日目(Las Vegas ~L.A)

どうも、みなさま、こんにちは！
今日の更新は、みなさんお待ちかね、そう、ひろきです。
（ぱちぱち）　
(*´∀｀*)
はい！ということで、アメリカ大陸横断17日目いってみましょー！笑

昨夜、ラスベガスの夜を予想以上に満喫し、主に肉体的に疲れきった4人は遅めの起床。
しかし、テンションは昨夜に引き続き高め。ということで、朝からプールへ！笑
砂漠のど真ん中にあるラスベガス。水は貴重なはずだろ、とか思うんですが、ホテルにはちゃんとプールがあるのです！しかも、写真見てください、奥さん！
なんと！このプール、滝までついちゃってるんです！！！笑

滝を目の前にはしゃぐ僕とたっち。
それを尻目にしゅんくんがぼそっと。
「お前ら、ゲイのカップルみたいだぞ。」
そんないちゃいちゃしたつもりはなかったんだがな。笑

その後は、ラスベガスを散策！
知ってますか？ラスベスには、
自由の女神も！

でっかいライオンも！

ピラミッドだってあるんです！！

スフィンクスまでついちゃってるし笑

マジ何者だよこの街、とかって思うんですが、こんな楽しい街もないよね、お金さえあれば、うん、お金さえあればさ。笑

さ、ということで、ラスベガスを満喫した4人は、マクドナルドでお昼を食べ、「ここ最近1日1回は行ってるよな」とか言いながら、一路ロサンゼルスへと向かいます。
うーん、ホントに健康面が心配です(´･_･`)

ここで、本来なら道中でのおもしろ話の１つや２つでも挟みたいところですが、当方車中で熟睡していたため、何も覚えておりません。笑
なので、時間を6時間ほど早送り！笑
時間は午後6時半、ロサンゼルス到着30分前です。

ロサンゼルスへ近づくも、ロサンゼルス名物の交通渋滞に捕まり、なかなかモーテルにつけず、(´･_･`)ってなっていた頃、地図を見ていた僕は驚愕の事実に気づきました。
なんとロサンゼルスは西海岸にある街なのです。
あ？なにをそんな当たり前のことを言ってるんだ、と思ったでしょう？
そう、ロサンゼルスは西海岸の街なのです。
どういうことかというと、僕らは東海岸のニューヨークを出発し、アメリカ横断をしてきたわけで、つまり！
西海岸のロサンゼルスに着いた地点でアメリカ横断してるやん！！！！！！！

ってことです。笑

この事実に気づいた4人は、∑(°д°)な感じで一路ロサンゼルスの海岸を目指すことを決意。
夕陽をバックに写真とれたらかっこええやん、とか調子のいいことを言いながら、交通渋滞から抜け出せず、海岸に着いたころには、もう真っ暗でした。笑

それでも、アメリカ大陸横断の感動は冷めないわけで、興奮しながら駆け出す4人。

うーん、ニューヨークで最初に見てた海と、今ここロサンゼルスで見てる海は違うんだな、と思うと、ホントに感動。
約7250キロのアメリカ横断もここで一区切り。これからはサンフランシスコに向けて、北上するのみです。
そんな感動にひたりながら、しゅんくんがぼそり。
「この年になって、何か賞をもらったとかじゃないけど、目標をやり遂げて、感動できるのって、すごい良いよね。」
うん、僕もそう思うよ、すごく素敵。

そんなこんなで、感動の記念撮影！
どーん！