2012年10月6日土曜日

エピローグ ―のり編―



エピローグ、書くのが本当に遅くなってすまない。
もう何ヶ月たってるんだ、てね。

僕は、三人、峻、たっち、ひろきに感謝していることをまずのべたい。
本当に三人で旅ができたことを嬉しく思っている。
また、渡米にお金を貸してくれた、母、
そして、その間ずっと待ち続けていてくれた祥子。
みなさん本当にありがとうございました。



さてさて、この旅は、アメリカ大陸横断が目的の旅で、
その目標があってこその旅だったわけですが、率直に言うと、
僕は三人と過ごした、のほほんとした一か月、
アメリカ大陸という大きな大地に出会えてことが、嬉しくて、
それだけなのです。これは、これからよき思い出としてこれからの糧になると思う。

なにを臭いことを書いているのだと思うかもしれないけど、本当にそれほどの体験だったのだと、今にしてようやくわかってきた気がします。



まずは三人にお礼を。



ひろき

この旅の前に、渋谷で一回会ったんだよね、ツタヤの上のカフェでプランを一緒にたてた。俺はいきなり、その前?会う約束をすっぽかして面食らわしてしまったと思う、ごめんな。その上、みんながfacebookでプランを立てているときもあまり参加もせず、なんだこいつは!と思ったに違いない。今もそう思われているのかもしれないけど。苦笑

たびが始まって、よくしゃべるやつだなと思ったのが最初の印象。
ひろきからしたら、俺はよくしゃべらないやつだと思っただろう。笑
いまだから言えるけど、俺は、旅にどこそこ行くと決めるのがきらいなたちで、
適当に行ってみて、結局つまんなくて、色んなものを見過ごすしてっていうのがわりと好きだったんだ。おかしいよね。だから、あまりにもバリバリ計画を立てる旅に少し反発もあって、それが、三人とすこし隔たりができたときがあった。ちょうど、クリーブランドのあたりか。

このときの三人の表情が恐くてさ。俺は大学入って四年間、数にしたら、5万枚くらい写真をとってきたけど日に直すと、50000/365×4、平均すると、日に約32枚くらい撮ってきたことになるわけだけども、写真て本当に愚直だとおもう。そのときの、ある一瞬なんだけど、三人の顔がものすごい顔をしている。
文句を言いたいわけじゃないんだよ。そういうこともあったなと思って。
でも、この旅を通して、わりとプランをたてるのも悪くないなと。無事こうしているのも、あのプランのおかげなわけだし。ひろきもこの春から、働くんだよね。よくしゃべるひろき、その口でたくさんの人を惹き付けて、たくさんの人を繋げてくれ。きろきの記事が出るのを影ながら見ていたいと思います。なんか言いたいことたくさんあった気がするんだが、大分わからなくなった。ひろきのこと一部分しか見てなかったと思うけど、
いいやつなんだろうな、というのは覚えてる。ありがとう。






たっち

は、いまだにクエスチョンな男だ。笑
でも熱い男でした。
そうなんだよね、よくわかんないけど、僕はたっちに教師でどういうことがしたいのか、
ちゃんと聞けばよかった。でもきっと、信念があるのでしょう。一年間近く旅をして、
何かを子ども達に伝えたいと思ったんだろう。いっぱい、子ども達に色んなことを伝えてあげてください。
たっちだからこそできることだと思います。本当によろしく頼むよ。日本の若者はとか・・・言われないように、たっちの活躍を祈っています。よろしく頼みます。
一緒に旅をしてくれてありがとう。








しゅん

しゅん、お前には今更なにを言おうかわかりません。
でもこの場を借りていくつか整理して言っておきたいこともある。
いきなり失礼かもしれないが、峻の言葉の3割は、嘘というか、嘘ではないな、好奇心、
感情のこもっていない?純粋な好奇心と、インテリな言葉。
あとの残りの7割は本当のことば。旅の最中もそう思っていました。
だけど本当はそうではなくて、その好奇心が今のその本当のコトバを発する峻をつくっているのだと、最近ようやく理解しました。俺は峻にたくさんいい経験をさせてもらった。感謝しています。お前がいなければ、今の俺はないのだと思う。ちょっと言い過ぎか、でもそう思う。

お互いこれから社会人になりますが、どんなことを成し遂げるか、
しゅんのやることに何か、負のものを感じたことはそれほどないけれど、
でももし、落ち着いてしまったら、ぶっとばしてやりたいと思う。アナーキーではないが、何か常にやり続けていて欲しいとおもう。それは峻に対して望むことだけど、そのことによってたくさんの人が救われていると思います。そのカリスマ性で何かやってくれ。
反対に俺が情けなかったりしたときは、そのときは、甘えだが、ぶっとばしてほしい、甘えだが。

この旅に誘ってくれてありがとう。峻の高校時代を過ごしたクリーブランドという素敵な地、峻のバックグラウンドとなるアメリカ大陸を体験できてよかった。
お互い頑張りましょう。






リサさん(峻の高校時代のホストファミリーのママ)

この言葉を訳して伝えなければならないのだけど、僕は英語が苦手なので、
そのうち頑張って手紙を、三人と一緒に出したいと思います。
素敵な家に泊めてくれて、おいしい朝ご飯、バーベキューありがとうございました。
素敵な浜辺と、サンセット、そして、旅の安全を祈る言葉、ありがとうございました。
峻と、ぼくたち三人はたった2日ですが、育ててくれてありがとうございました。




サエコ、ステファニー、ネイサン(カリファルニアでお世話になった友達)

サエコ、すごいとこに住んでるな。今はどうしてるのかな。
アメリカで友達をつくり、彼氏までいて、勉学にも励み、お前はいろんな意味で本当にクレイジーだよ。
サエコの友達、ステファニー、ネイサンもとってもいい人達でした。
本当にありがとう。写真も送らなきゃね。







アメリカ

ここでの体験は、四人がブログに綴った通りです。
ありがとう。






ブログをちらっとでも見てくれた方々

これから、四人、全く違った業界で働いていく人間です。
それぞれ、職種は違いますが、この体験を基に、社会に対してなにができるのか、温かく見守っていてくださればと思います。何をこのブログで伝えられたのかわかりませんが、たまに、旅にでてみることだけはおすすめできます。
ご清聴ありがとうございました。



横断の海


2013.2.5
則本祐輝
みなさまのこれからの素敵な旅を祈って。



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