アメリカ大陸横断中: アメリカ大陸横断1日目(New York ~ Cleveland)

さて、みなさま、こんにちは。
アメリカ大陸横断7000キロの旅1日目の様子をお届けします。
旅は上手いことスタートダッシュが切れるとのってくると勝手に思ってるんですが、果たして上手くいったのか、なにかやらかしちゃったのか、っていうか、今どこにいるのか、書こうかと思います。

8月29日水曜日
朝７時半、眠い目をこすりながら起床。この日はNY滞在も4日目。すっかり慣れたホステルの共有スペースで朝ごはん。シリアル・ヨーグルト、そして、バナナをしっかり食べた後、コーヒー片手に「マンハッタンからの出方」の作戦会議を開始。当日の朝に作戦会議とは遅いんじゃないかコイツら、ってツッコミが聞こえてきそうですが、ええ、僕もそう思います。笑

朝ごはんの後は、携帯電話を物色に。なんだコイツら、出発１時間前に携帯なんて買うのか、準備不足も甚だしいな、って思ったでしょう、ええ、僕もそう思います。笑
そんなこんなで午前10時。ホステルをチェックアウトし、アラモレンタカーへ。

　もう出発前の緊張感がびしびし伝わってくる1枚ですね。

やっぱり7000キロ走るとなると緊張するもんです。

さて、日本で事前に予約をしていたため、スムーズに。
ここでかとーくんの小講義。
レンタカーを借りるには、パスポートと国際免許証が必要ですよ、っと。

※実際にはパスポートは要りません。笑

ここで今朝の作戦会議に沿って、カーナビを追加注文してみる。そうすると、11 dollars per dayとの返答。あわよくば標準装備だろ、と思っていたため、焦る。 Just a miniteと言い残し、再度作戦会議開始。

結論：カーナビない方が楽しいだろ。笑

カーナビなしでのアメリカ大陸横断が決定しました。笑
その後は、地味に書類とにらめっこ。

　すごく頭良さそうな1枚ね、ありがとう、のりちゃん。笑

そして、終に車と対面。日本での予約でTOYOTAのカローラだよ、と聞いていたにもかかかわらず、目の前にはなんとクライスラー！！！！！おいおい、頼むぜ、アメリカ。いや、ま、大きな違いはなんだけどね。
4人分の荷物をトランクに詰め込み、ついにマンハッタンを出発！予習はばっちりだぜ、ってことで、のりちゃんの運転で出発！！

さて、非常に申し訳ないのですが、その後１時間くらいは4人とも焦りっぱなしで記憶が定かじゃないので、当時の会話を順不同で紹介します。
　「のりちゃん、逆走してる！右側通行！！！！」
　「ここ一通じゃね？ダメくね？」
　「やばい、これトンネル入っちゃうよ！」
　「これ、朝考えてた道と違うぞ。」
　「え？！どっち？どっち？どっち行けばいいの！」
　「バイバイ、マンハッタン！」
　「どこ？ルート９どこ！？」
　「あ、ルート２１の出口過ぎちゃった。笑」
ということで、予想通りにてんやわんや状態でなんとかマンハッタンを脱出、Clevelandへと続くルート80へと到着。大人の男４人で焦りまくった１時間でした。

そして、ルート80にのって一息ついたころ、のりちゃんがぼそり。
「あ、もうガソリンない。E指してる。」
ここで、念のため解説。Eとは英語のemptyの頭文字、emptyとは空っぽを意味する単語である。つまり、どういうことだろう。そう、ガソリンが底をつきかけていたのである。ここに来て、今日一番の焦りを見せる4人。

やばい。とりあえず、やばい。非常にやばい。ガス欠とか洒落にならない。

急いでクーラーを切り、出口を探す。こんな時に限ってない出口。やばい。
やっと出口を見つけるものの、ガソリンスタンドの場所がわからない。やばい。
ガソリンスタンドかと思って車を止める。ちがう、ただの民家だ。やばい。
その民家にいた子どもにガソリンスタンドの場所を聞く。まっすぐいって左だそうだ。ありがとう。
まっすぐ行って左に曲がる。ない！どこだよ、GS！やばい。
のりちゃん「これ、もうすぐピコンピコン鳴っちゃうよ。」やばい。

ということで、なんとかガソリンがなくなる前にガソリンスタンドへ。
が、給油口の開け方がわからない。
ガソリンスタンドのお兄ちゃんに聞いたら、呆れ顔で開けてくれました。ありがとう。